鍼って痛い？こわい？

鍼施術を受けられたことはありますか？
鍼と聞くと、「痛そう」「怖そう」と思われるのではないでしょうか。
多分、注射のイメージがあるからでしょうか。

鍼灸で使用する鍼は、一般的に0.1mm～0.2mm程度の太さです。
髪の毛よりも細いんですよ！
注射の針と比べると、なんと10倍以上も細さです。

注射針は液薬を体に入れるため太く、皮膚や血管を破るために鋭く作られていますが、
鍼はなるべく皮膚を傷つけないように押し広げて刺入し、血管や神経が逃げるように先端は少し丸みを帯びて作られています。
また、鍼管という補助具を使うので、「鍼を刺される」というよりは、皮膚に棒で押される程度の感覚しかありません。
鍼を刺した後、刺入していくと深部でズーンとした感覚があります。「ひびき」と言われる感覚です。
独特な感覚ですが、この「ひびき」がないと納得されない方もおられます。

初めて鍼を受ける方には安心していただけるよう、鍼ってどんなのか見て確認していただき、手に鍼をします。鍼の感覚ってこんなものか～と安心していただけたら鍼施術をさせていただきます。