血液とリンパの違い

血液とはご存じの通り全身に酸素や栄養素、ホルモンなどを運びます。

酸素が豊富で鮮やかな赤色をしており、遠心性(心臓から離れていく)流れをしているのが動脈です。
また酸素が少なく、青みがかっていて、求心性(心臓に向かっている)流れをしているのが静脈です。

冷えや同じ姿勢をしていて動かなかったりすると血流が悪くなり、全身に酸素が行きわたらなくなり、代謝が悪くなり免疫機能も低下します。また心臓にも血管にも負担がかかります。

またリンパとは細胞の周りの液体や余分な水分を循環させる、血液より温度が低い体液です。
リンパ液には細菌やウイルスと戦った白血球などの死骸や老廃物が含まれ、
首やわきの下、そけい部などにあるリンパ節でろ過し排除し、免疫反応を促し、体の防御機能を高めます。

リンパの流れが良くないと、免疫機能が下がり、老廃物が溜まりやすくなり、腸管からの栄養の吸収も不十分になり、栄養不足になる可能性もあります。
また、何といっても顔や足のむくみの原因にもなります。

特にリンパは弁が無いので逆流したり滞ったりしやすく、そうなると疲れやすく、体調を崩しやすくなります。
血液も、リンパも循環させて新陳代謝を促すことが健康にも美容にも良さそうです。

少し休憩するとき、ふと思いついた時、手足を ぐーぱー するだけでも効果があるので10回、20回、チャレンジしてみてください。