海外でのプチ整形、知っておきたいリスク

最近、海外旅行中にプチ整形を受ける方が増えています。
観光ついでに気軽に美容手術に挑戦する人も少なくありません。
ですが、私はこのような傾向に対して大丈夫??と少し不安に思います。

必要のないリスクを背負うかも?

実際に、当院にも「勢いで観光ついでにプチ整形を受けたけれど、日本に戻ってきてからもまぶたが腫れてしまい、不安で仕方ない」とご相談に来られ、ケアをさせていただきました。
海外での手術は手軽で価格も安いことが多いですが、十分に注意を払わないと思わぬトラブルに見舞われることもあります。

例えば、海外で手術を受けた場合、何かトラブルがあった時にすぐに病院に戻るのが難しいというリスクがあります。
帰国後に腫れや痛みが引かない場合、再度手術を受けるためにわざわざ海外に行くことは経費的にも時間的にも、何してるこっちゃ~となってしまいます。

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また、どんな病院や医師なのか、しっかりと調べずに手術を受けることも非常に危険です。
知り合いから聞いた、SNSで見た、などで病院を選ぶのは避けるべきです。

もちろん、海外でプチ整形を受けること自体を否定するわけではありません。
実際、海外の美容技術は進んでいて、価格も国内よりも安い場合が多いため、興味を持つのは自然なことです。

勢いやノリで海外でのプチ整形は危険

施術を受ける際には慎重に調査し、納得した上で決めることが大切です。
病院や医師の評判をよく確認し、どんな整形になるのか、手術前後に気をつけておくこと、、手術後のフォローアップ体制や滞在期間の確保も十分に考慮しましょう。
術後にすぐ帰国するのはリスクが大きく、ダウンタイムを考慮したスケジュールを組む必要があります。

また、保険の問題もあります。
美容目的の手術は通常の海外旅行保険ではカバーされないことが多いので、専用の保険に入っておくことをおすすめします。
緊急時の対応策をあらかじめ考えておくことも重要です。

海外で整形をするのがいけないとは言いませんが、後悔しないためにも、しっかりと情報を集め、気軽にではなく、慎重に計画を立てた上でプチ整形を受けることをおすすめします。